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環境事業部

環境コンサルティング事業

環境コンサルティング事業では、各種領域から環境を総合的に評価し、持続可能な環境社会を考えていきます。
小泉では、現在以下に示します3つの環境コンサルティング事業を展開しています。

土壌浄化システム
自然環境保全
環境アセスメント

(1)土壌浄化システム




環境事業部では、土壌浄化技術(ハード)とともに、土壌診断、環境債務及び跡地活用等の土壌処理効果(ソフト)を含めた土壌浄化システム全体にわたる環境コンサルティングをご提供しています。当部では、植物による環境浄化技術を保有しており、周辺環境を考慮した浄化技術をご提案しています。
以下に、植物による環境浄化技術手法についてご説明します。
               土壌浄化システムフロー図
~次世代へ継承する土壌だから、自然のパワーを活かして安全に浄化~
(背景)

大量生産・大量消費に支えられた産業活動は様々な有害物質を放出し、土壌や地下水を汚染しました。これらは、人間に対して重大な健康被害を及ぼすことが明らかになっており、近年の環境意識の高まりや環境関連法の整備によってその対策が求められるようになりました。

○植物による環境浄化(土壌・地下水汚染の植物浄化技術)
植物が持つ環境浄化能力を利用して土壌や地下水に含まれる有害物質を取り除く方法が「ファイトレメディエーション(Phytoremediation、Phyto=植物の、Remediation=修復)」です。植物を利用するため、時間はかかりますが、従来工法と比較して環境負荷が小さく、また広範囲にわたって低い濃度で汚染された土壌を低コストで効率よく浄化することができます。さらに、工場の敷地や公園などにおいて予防的に用いることも可能です。

ファイトレメディエーション(植物浄化法)の仕組み

ファイトレメディエーションシステムの設置イメージ

根が汚染地下水へ届くように植栽・栽培し、樹木の密植林が遮水壁の役割をします。樹木が地下水を水分補給のために利用し、同時に汚染物質の拡散防止、固定化、分解などを行います。従来のポンプで汲上・処理する方法と併用することで、ポンプ・処理施設の稼働時間・費用の削減が期待できます。
技術提供
この分野の先進国、米国にて実績豊富なファイトキネテックス社と技術提携し、土壌・地下水浄化に関する様々な応報を交換しています。同社は、スーパーファンド指定地やガソリンスタンド跡地、化学工場跡地等50拠点以上の浄化実績があります。

(2)自然環境保全

自然環境保全の実施事例の一つとして、平成19年度に実施した「平成19年度自然環境保全基礎調査植生調査植生図作成業務(北陸・中部ブロック、中国・四国ブロック)」についてご紹介します。
環境省自然環境局生物多様性センターでは、第6回・第7回植生調査より空中写真から植生情報を判読した判読情報資料図をもとに、全国8調査ブロックに分割し、現地調査を実施して植生図の作成を行っています。
その中で、GISを活用した植生図の作成、現地調査、検討委員会の運営などを行いました。
外観 林内 林床
外観 林内 林床
現地調査の一例(調査ブロックの植生状態)

(3)環境アセスメント

平成19年度に実施した環境アセスメントに係る実施事例として、「都市河川環境調査」、「公害防止計画策定データベース更新業務」などがあります。
その中で、「都市河川環境調査」で実施した内容をご紹介します。

○都市河川環境調査(設備工事に伴う河川環境調査)
都市河川整備計画及び河川整備工事の基礎資料として活用することを目的として、生物及び水質等の河川環境を把握するための調査を実施しました。
植物調査では、樹高、植被率、被度、群度をBraun-blanqetの社会学的方法に準じて植生調査票を作成し、現存植生図および河川を代表する地点における植生断面模式図の作成を行いました。
鳥類調査では夏季、冬季、春季の3季に亘って調査し47種類の鳥類を確認、魚類調査では夏季において調査し淡水魚、回遊魚の15種類の魚類を確認、底生動物調査では60種類の生物を確認しました。水辺環境(流量、湧水量)、水質調査を実施しました。

ダイザギ カワセミ
ダイサギ カワセミ
鳥類調査例
ギンブナ、モツゴ、スミウキゴリ カマツカ、オイカワ
ギンブナ、モツゴ、スミウキゴリ カマツカ、オイカワ
魚類調査例
スジエビ オナガサナエ
スジエビ オナガサナエ
底生動物調査例